今回改正の主要項目の1つ。
未認識債務(未認識数理計算上の差異・未認識過去勤務債務等)をB/.S上即時認識する。
「即時認識したからといってP/L上の影響があるわけではない。」
というのが要点だろうか。
【設例】
期末退職給付引当金100
未認識債務 150
税率 40%
◆仕訳
初年度
①従来債務の科目振替
退職給付引当金 100 / 退職給付に係る負債 100
②未認識債務の即時認識税効果込み
繰延税金資産 60 / 退職給付に係る負債 150
退職給付に係る調整額 90
※ 退職給付に係る調整額は、その他包括利益(いわゆるOCI)
次年度以降
③PLにおいて未認識債務を従来どおり償却(リサイクルあり)
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